「ばすらばすら」という少し不思議な名前は
古くから人々を魅了してきた“バスラパール”に
由来しています
コスチュームジュエリーからの転換期に
インドで初めてバスラパールを手にした時の
ことを今でもよく覚えています
真珠と聞くと柔らかな白い光を思い浮かべ
ますが、その珠はどこか違っていました…
長い年月を経たことで生まれた、ほのかに
金属を思わせる独特の光沢…
静かなのに強く、控えめなのに目を離せない。
まるで古代の遺物のような存在感に、私は
すっかり魅了されてしまったのです
その響きもまた印象的でした。
「バスラパール」
忘れないように、まるで呪文のように何度も
口にし気づくと探していました
やがてその言葉は、私の中で特別な意味を
持つようになりました
遠い国の古い宝物。
時を超えて受け継がれてきた美しいもの。
旅の途中で出会う、小さな発見や感動。
そんな私の好きなものすべてが「バスラ」
という言葉の中に詰まっているように感じたのです
こうして生まれたのが「ばすらばすら」
繰り返すことで少し柔らかく、親しみやすく。
そして忘れられない響きになりました。
ブランドを始めて二十年以上が経った今も
その名前には、初めてバスラパールを見た時の
胸の高鳴りが込められています。